海外製の玩具拳銃については、「外見は子ども向けの玩具」の拳銃であっても、下記のような特徴がある場合は、銃刀法上の「拳銃」に該当し、所持すると銃刀法違反に問われるおそれがあります。
大手通販サイトで販売されていることがあるので、注意してください。

1. 銃身、弾倉ともに実包が装てん可能な大きさである（約１ｃｍ）
2. プラスチック型の弾が付属している（※　弾の中には、スプリングが内蔵されており、スポンジ・プラスチック製の弾頭を飛ばす仕様）
3. 撃鉄と撃針を有し、拳銃の引き金を引くと、撃針（雷管を叩く針）が弾の雷管（実包の後端部）を叩くことで弾丸が発射される構造である
4. 実在する拳銃がモデルとなっているものが多い

ガンショップや玩具店で販売されているエアーガン等に、発射威力を増加させるなどの改造を加え所持していると銃砲刀剣類所持等取締法違反となることがあります。
しかし、中には昭和６１年から規制の対象となったＭ２９（樹脂製エアーソフトガン）や平成２０年に新たに「拳銃」として認定された株式会社タナカ製エアーソフトガン（カシオペアモデル）のように、なんら手を加えなくても銃器としての規制を受けるものもあります。