淡路市の皆様こんにちは。
　淡路署長の宮城です。
　日毎に秋も深まり、山の木々が色づいて実りの季節を迎えました。肉や魚、野菜、果物のほか乳製品など、淡路島は美味しいものが多く、私自身も太く実ってしまいそうです。

　最近、高額な報酬につられて「闇バイト」と知らずに応募した結果、自分や家族に危害を加えるなどと犯人グループに脅され、特殊詐欺や強盗などの犯罪に加担させられる事件が多く発生しています。SNS上の「＃高額バイト」や応募者に個人情報を送信することを求めるなど、不審な求人情報には安易に連絡しないでください。

　万が一、応募して犯罪に加担させられようとした場合は、110番や匿名通報ダイヤルに通報したり、警察署に相談してください。警察は、相談した方やその家族を保護等する用意があります。犯罪に関与すると、取り返しのつかない結果となります。勇気を出して相談してください。

夕暮れ時の交通事故防止

　日の入り時間が急激に早まる秋口以降は、夕暮れ時から夜間にかけて交通事故が多く発生する傾向にあり、運転者による『歩行者等の発見遅れによる事故』が懸念されるところでもあります。
　淡路市では、７月末、日没後の時間帯に、自動車と道路横断中の歩行者が衝突して歩行者が死亡する交通死亡事故も発生しています。
　市民の皆様は、夕暮れ時以降に車両を運転する際には、自車の存在を歩行者等に知らせる『早めのライト点灯』と、歩行者等を早期に発見するための『ハイビームの活用』により、交通事故防止に努めてください。

　淡路市内では追突事故が多く発生しており、８月末で人身事故全体の約４割(44.6％)を占めています。
　追突事故を起こさないためにも

○　余裕を持って、停止や回避ができる速度で走行する。

○　速度に応じた充分な車間を確保する。

○　注意を偏らせず運転に集中する。

ことを心がけて交通事故防止に努めてください。

犯罪被害相談窓口のご利用を

　犯罪は、ある日突然、大切なものを一瞬にして奪い去ってしまいます。
　さらに、犯罪被害者やそのご家族は、犯罪による直接的な被害にとどまらず、様々な困難に直面することとなります。
　犯罪被害者の方々が再び平穏な生活を営むことができるようになるためには、周囲による温かく途切れのない支援が必要不可欠です。
　そのためには、社会の一人ひとりが犯罪被害に遭われた方々の置かれた状況を理解し、自分に何ができるかを考えることが大切です。
　兵庫県警察では、犯罪被害者等の負担を少しでも軽減するため、各種相談の受理や臨床心理士によるカウンセリング、警察に提出する診断書料等の補助などの支援活動に取り組んでいます。

↑クリックすると大きく表示できます↑
【PDF:1.37MB】

外国人に対する安全講話

　10月31日（木）、管内の日本語学校において、新入学の外国人学生に対し、安全講話を実施しました。日本のルールや手続きの理解を促し、安全安心に暮らしていくために、日本での交通規則や防犯に関する講話を実施しました。