秋の交通安全運動について
今年は、兵庫県内で一時日本の過去最高気温を記録するなど、本当に暑い夏となりました。まだまだ日差しがきつく真夏日も続いていますが、暦の上では既に秋、朝晩になると虫の声がちらほらと聞こえる時期になりました。
警察で、季節の変わり目に重点的に行う取組と言えば交通安全運動、9月21日から9月30日までが「秋の全国交通安全運動」の期間です。
有馬警察署管内は、今年に入りまして交通事故総数は減少傾向にあり、非常に良い状況にあります。運動期間中は交通安全教室等の啓発活動をはじめ、交通指導取締りなど各種警察活動に一層取り組んでまいりますので、引き続き皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

有馬警察署長 中村 裕之
○ 小学生兄弟によるお手柄!~のじぎく賞を贈呈
7月19日(土)、体調が悪くなり、転倒して溝にはまり、出られなくなっていた高齢女性を小学生の兄弟が見つけて、救助に貢献しました。
兄弟には、8月20日(水)に身近な善行をたたえる兵庫県の「のじぎく賞」を贈呈しました。

○ 特殊詐欺被害防止対策の推進!~神戸電鉄株式会社に署長感謝状を贈呈
神戸北高校の放送委員等が作成した特殊詐欺被害防止の啓発音声を神戸電鉄全47駅において広報するとともに、特殊詐欺被害防止キャンペーンに積極的に参加して、特殊詐欺被害防止対策に取り組んでいただいたもので、7月29日(火)に署長感謝状を贈呈させていただきました。

↓啓発音声が流れます。↓ クリックしてください。
【秋の全国交通安全運動】
1 運動期間
令和7年9月21日(日)から9月30日(火)までの10日間
2 運動重点
○ 歩行者の安全な道路横断方法等の実践と反射材用品や明るい目立つ色の衣服等の着用促進
○ ながらスマホや飲酒運転等の根絶と夕暮れ時の早めのライト点灯やハイビームの活用促進
○ 自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守の徹底とヘルメットの着用促進
3 お願い
この運動は、広く県民の方々に交通安全思想の普及と浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣づけることで、交通事故を抑止していこうというものです。
行楽シーズンを迎え、交通量の増加が予想されます。時間に余裕を持って出発し、安全運転に努めていただくようお願いいたします。

○横断歩道合図(アイズ)運動プラス
信号機のない横断歩道では、
・ 歩行者は手を上げるなどして合図をしましょう!
・ 運転手も歩行者に横断を促す合図をしましょう!
・ アイコンタクト、横断歩道手前での減速も忘れずに!
【キャンペーンのお知らせ】

1 台風の季節
台風は8月が発生数としては年間で一番多い月となり、9月が上陸数として年間で最も多い月となります。
2 台風の条件
北西太平洋又は南シナ海に存在し、 かつ、低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものを台風といいます。

台風の大きさ・強さとは

災害に対しては「人ごとではない」意識が重要です!
ー 率先避難 ー
人はいざというときになかなか「逃げる」ということが決断できません。
「ここまでは来ないだろう・自分のところは大丈夫だろう」と、都合のよい解釈をしてしまいます。
災害では逃げるという意思決定をできずにいると、あっという間に犠牲になってしまいます。
自分が「率先避難者」になることで、周囲も同調して避難するようになり、自分の命も周りの命も救うことになるのです。
有馬警察署警備課