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飲酒運転の根絶について

兵庫県から飲酒運転をなくしましょう

平成18年8月に福岡県で幼児3人が死亡する飲酒事故が発生したことをきっかけに、社会全体での飲酒運転根絶の気運が高まり、平成19年の飲酒運転厳罰化、平成21年の行政処分強化に至っております。
しかし、平成23年12月には加西市において小学生2人をはねて死亡させる交通事故が発生しているなど未だ飲酒運転による悲惨な事故が後を絶ちません
飲酒運転は、重大事故に直結する極めて悪質・危険な犯罪です。その危険性、反社会性を県民一人ひとりが認識し、行動することにより、「飲酒運転は絶対に許さない兵庫」を実現し飲酒運転を根絶しましょう。

飲酒運転には厳しい行政処分と罰則があります!

運転者に対する処罰

点灯推奨時間 違反点数
酒酔い 5年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金 35点
酒気帯び 0.25mg以上 3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金 25点
0.15mg~0.25mg未満 3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金 13点
※自転車・特定小型原動機付自転車も処罰の対象です

運転者以外の周囲の責任についての処罰

車両提供者 種類提供・車両の同乗
運転手が酒酔い運転 5年以下の拘禁刑又は100万円以下の罰金 3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金
運転者が酒気帯び運転 3年以下の拘禁刑又は50万円以下の罰金 2年以下の拘禁刑又は30万円以下の罰金

アルコールが運転に与える影響

アルコールには麻痺作用があり、脳の働きを麻痺させます。
お酒に酔うと、顔が赤くなる、多弁になる、視力が低下するなどの変化が現れ始め、さらに知覚や運動能力をつかさどる部分が抑制されることにより、同じ話を繰り返したり、足元がふらついたりします。
これは、安全運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力などが低下している状態になります。
具体的には、「気が大きくなり速度超過などの危険な運転をする」、「車間距離の判断を誤る」、「危険の察知が遅れたり、危険を察知してからブレーキペダルを踏むまでの時間が長くなる」など、飲酒運転は、交通事故に結びつく可能性を高めます。
飲酒

交通事故の発生状況

飲酒運転の根絶に向けた取組

警察の取組

警察では、飲酒運転の取締りを行うとともに、飲酒運転の危険性及び交通事故実態について積極的に広報を行うほか、飲酒が運転等に与える影響について理解を深めるために飲酒体験ゴーグルを活用した参加・体験型の交通安全教育などを行っています。

飲酒検問

飲酒検問

交通安全教育

交通安全教育

啓発ポスターの作成

啓発ポスターの作成
飲酒運転の取締りや情報提供についてはこちらから
飲酒運転バツ

飲酒運転追放宣言

飲酒運転追放宣言は、平成19年9月25日に開催された「交通安全県民大会・飲酒運転追放県民大会」において、飲酒運転による悲惨な交通事故を無くすため、参加者全員で採択し力強く宣言を行った宣言文です。
この「飲酒運転追放宣言」は社会全体で飲酒運転は許さないという気運を醸成していくことを目的としています。

飲酒運転追放「三ない運動」

  • 酒を飲んだら車を運転しない
  • 運転する時は酒を飲まない
  • 運転する人には酒を飲ませない
賛同事業者の募集要領についてはこちらから(兵庫県のWebサイト)

キッズ交通保安官、キッズ交通保安官ファミリー隊員の募集

キッズ交通保安官とその保護者をファミリー隊に任命し、地域や職場での飲酒運転をしないよう呼びかけを行ってもらい、飲酒運転を許さない地域社会の実現を目的としています。
キッズ交通保安官、キッズ交通保安官ファミリー隊員募集ページはこちらから(兵庫県のWebサイト)

ハンドルキーパー運動

この運動は、「自動車で仲間や知人と飲食店などへ行く場合、お酒を飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人が自動車の運転をして仲間などを送り届ける。」というもので、「乗るなら飲むな、飲むなら乗るな」を実践する、飲酒した人にハンドルを握らせないという運動です。
ロゴマークをクリックすると(一財)全日本交通安全協会の関連ページに移動します。