第44回いたみ花火大会雑踏警備を終えて
皆さんこんにちは。伊丹警察署長の丸山です。
8月24日(土)に開催された第44回いたみ花火大会では、大規模な雑踏警備と長時間にわたる交通規制にご協力をいただき誠にありがとうございました。また、大会の運営や雑踏警備に従事された関係各社の皆さま大変お疲れ様でした。
大きな事故等なく開催を終えることが出来たことに感謝申し上げます。
今回の反省点をしっかりと検証し、今後も皆さんが安全安心に花火が観賞できますよう努めてまいりたいと思います。
台風に備える
今回の花火大会でも荒天が心配されましたが、これから本格的な台風シーズンに入り、台風や局地的な大雨の影響による、河川の急な増水・氾濫・土砂崩れなどが発生するおそれがあります。
普段から「逃げるタイミング」「逃げる場所」をご家族皆さんで話し合って決めておくとともに、気象庁が発表する気象情報や市が発令する避難情報等をご確認いただき、「自らの命は自らが守る」意識を持って、早めの避難に心掛けていただくようよろしくお願いいたします。
避難情報のポイント
市町から出される避難情報(警戒レベル)
危険な場所から警戒レベル3で〈高齢者などは避難〉
警戒レベル4で〈全員避難〉※です。
※ 警戒レベル4「全員避難」は、高齢者等に限らず全員が危険な場所から避難するタイミングです。
警戒レベル5はすでに災害が発生・切迫している状況です。
・警戒レベル5は、すでに安全な避難ができず命が危険な状況です。
・警戒レベル5緊急安全確保の発令を待ってはいけません!
・ただし、警戒レベル5は、市町が災害の発生・切迫を把握できた場合に、可能な範囲で発令される情報であり、必ず発令される情報ではありません。
警戒レベル4は避難指示に一本化されました。
・警戒レベル4避難指示は、立退き避難に必要な時間や日没時間等を考慮して発令される情報で、このタイミングで危険な場所から避難する必要があります。
警戒レベル3は高齢者だけの情報ではありません。
・「高齢者等」は障害のある人も含んでいます。
・高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせたり、避難の準備をしたりするなど、自主的に避難するタイミングとなります。
豪雨時の屋外避難は危険です。車の移動も控えましょう。
伊丹警察署長 丸山文勝