自転車の交通事故防止について
ゴールデンウィークもあっと言う間に過ぎてしまいましたが、皆さまいかがお過ごしだったでしょうか?夏が近づくにつれて、新学期・新入生・新社会人の方々をはじめとして、新生活・環境にも徐々に慣れてきた頃と思います。
5月は、自転車活用促進法という法令に基づく「自転車月間」として定められておりますが、甲子園署管内では自転車の交通事故が多く発生していることをご存じでしょうか?
自転車の交通事故はどうしても怪我の発生率が高く、最悪の事態を1件でも防ぐべく、署員があらゆる機会を通じて、自転車の交通安全について啓発を図っているところです。 特に、交差点では進行する前に安全確認を確実に行う、通行者(車)と目線を合わせて意思疎通を図る(県下では「合図(アイズ)運動」と言いますよ!)など、自分自身が交通事故に遭わないための行動に努めてください。また、努力義務化されたヘルメットの着用も、もしもの際に命を守る有効な方法です。
自転車につきましては、昨年の道路交通法改正に伴い、飲酒運転、携帯電話の使用が厳罰化されたほか、交通反則切符適用が進められており、運転免許証の所持が無い方でも行政処分の対象となります。ニュースでも飲酒運転による交通事故の発生が報道されておりますが、当署管内でも飲酒運転による交通事故が発生していますので、外出の際は十分に注意していただき、自転車も含めて、飲酒運転は絶対にしない・させないと強く認識していただければと思います。
 自転車に注目して述べましたが、皆さまと協力して、1件でも交通事故を減らし、少なくとも当署管内から悲惨な交通死亡事故を発生させることがないよう署員一同努めてまいりますので、改めて、交通法令の遵守をよろしくお願い申し上げます。
甲子園警察署長 亀山 尚史
甲子園キッズフェスタにおける広報活動について
4月29日(火・祝)、阪神甲子園球場で行われた「甲子園キッズフェスタ」でキャンペーンを実施しました。同イベントは「スポーツを核とした甲子園エリア活性化推進協議会(西宮市等)」と共催されたもので、公益社団法人ひょうご被害者支援センターや県警本部の被害者支援室の応援を得て、来場者の方々に被害者支援等について呼びかけました。
公益社団法人ひょうご被害者支援センターは、兵庫県公安委員会より「犯罪被害者等早期援助団体」に指定されている県下唯一の民間支援団体です。センターとの連携により、警察だけでは困難な支援(裁判所への付き添い、代理傍聴等)を推進することができます。この度のイベントでは、センターへの財政支援を目的として売上の一部がセンターに寄附される「ガチャガチャ」を設置したところ、大変好評でした。
ひょうご被害者支援センターへの財政支援については、「ガチャガチャ」のほかにも、募金箱や社会貢献型自動販売機の設置、ふるさと納税などでも行えます。よろしければ、下記リンクからセンターのホームページをご覧いただき、被害者支援へのご理解・ご協力を賜れれば幸いです。
※ 公益社団法人ひょうご被害者支援センター https://www.supporthyogo.org
トピックス
鳴尾浜温泉 熊野の郷様への署長感謝状の贈呈
特殊詐欺については、今年に入ってからも昨年を上回るペースで被害が出ており、更に深刻な状況となっています。 甲子園警察署では、特殊詐欺被害防止の広報啓発活動にご協力いただいた「鳴尾浜温泉 熊野の郷」様に感謝状を贈呈しました。 温泉施設のロッカーにステッカーを貼り付け、利用者に対して特殊詐欺被害防止の注意喚起を実施しています。
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