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警察犬

警察犬とは

警察犬とは、一般に犯罪捜査などの警察活動に適するように飼育、訓練した犬を総称して言います。警察犬として日本警察犬協会が現在公認しているのは、シェパード、ドーベルマン、コリー、エアデールテリア、ボクサー、ラブラドールリトリバー、ゴールデンリトリバーの7犬種です。
また、警察が活用する警察犬には、警察が直接飼育、訓練している直轄警察犬と一般の方が飼育、訓練している犬の中から嘱託警察犬審査会で合格した嘱託警察犬とがあります。
警察犬の写真1

警察犬制度の始まり

世界で初めて、犬を警察活動に活用したのは、1896年(明治29年)ドイツのヒルデスハイム市警察といわれています。これが警察犬制度の始まりで、その後、ベルギーやフランスでも導入され、日本では警視庁が1912年(大正元年)12月、2頭の警察犬を購入し警察活動に活用しました。

兵庫県警察では1973年(昭和48年)8月に兵庫県警察直轄警察犬訓練所を開設し、直轄警察犬制度を導入しました。
警察犬の写真2