金融機関との連携による特殊詐欺等の検挙及び被害防止

協定締結式
令和7年7月7日、兵庫県警察は県内に本店を置く35金融機関と「特殊詐欺等の検挙及び被害防止に係る協定」を締結しました。
目的
兵庫県警察と県内に本店を置く金融機関は、相互の高い信頼と協力関係に基づき、特殊詐欺等の根絶に向けた社会の実現を図ることを目指します。
協力事項
- 警察からの発信による情報連携
兵庫県警察は、金融機関に対して犯罪利用口座に係る情報を提供して当該犯罪利用口座へ振り込んだ口座名義人を把握し、当該名義人と接触することにより、迅速な捜査及び被害の拡大防止を図ります。
また、当該犯罪利用口座の名義人による新規口座開設を抑制します。 - 金融機関からの発信による情報連携
金融機関は、モニタリングにより特殊詐欺等の被害のおそれが高いと判断される取引等を検知した場合、速やかに兵庫県警察へ通報することにより、迅速な捜査及び被害の拡大防止を図ります。
協定締結により、兵庫県警察と金融機関がより一層強力に連携して特殊詐欺等の検挙及び被害防止に努め、県民の財産を守るとともに犯罪グループに渡る犯罪収益の流れを止めていきます。