防犯ブザーを活用しましょう
防犯ブザーは、危険を察知した時に大音量の音を鳴らし、周囲の人々に向けて助けを求めたり、犯人に犯行をあきらめさせるための防犯グッズです。
防犯ブザーを知っている人はたくさんいますが、実際に持ち歩いている人や、また持っていてもすぐに使えるように携帯しているでしょうか?
防犯ブザーを知っている人はたくさんいますが、実際に持ち歩いている人や、また持っていてもすぐに使えるように携帯しているでしょうか?
不審者などは、大きな音を鳴らされるのが嫌いです。防犯ブザーを携帯し、いつでも鳴らせるように普段から心掛けておきましょう。
防犯ブザーの性能基準
防犯ブザーにもいろいろな種類がありますが、公益財団法人全国防犯協会連合会では、一定の性能を有する防犯ブザーの普及を図るため、必要な性能基準を定め、これに適合する防犯ブザーを「優良防犯ブザー」として推奨する制度を構築しています。
【主な性能基準】
- 音量
85dB以上 - 音色
高い周波数(最大周波数)と低い周波数(最小周波数)の間を短い周期(周波数変動周期)で上昇,下降を繰り返す音 - 連統吹鳴時間
取扱説明書、カタログ等に表示された音量の90%以上の音量で吹鳴する時間が、20分以上であること。 - ブザースイッチの操作性
引きヒモあるいは押しボタンなどのブザースイッチは,児童でも容易に操作できること。
そのほか、落下強度、防水性能などにおいて、一定の基準をクリアしたものを、優良防犯ブザーとして認定しています。
防犯ブザーを選ぶ際の参考にしましょう。
防犯ブザーを選ぶ際の参考にしましょう。
防犯ブザー、こんな使い方もできます
【電車内などでのチカン被害防止】
周囲に見えるように防犯ブザーを持って犯人にチカン行為を思い留まらせたり、被害にあった際、ブザーを鳴らして、行為をやめさせることが期待できます。
【防犯ボランティア活動中】
活動中危険を感じたり、事件を目撃したときなどに防犯ブザーを鳴らしましょう。
留意事項
- 1か月に1回程度、防犯ブザーの点検、鳴動の試験をしてみましょう。
音量が小さくなったときは電池の消耗が考えられますので、電池の交換をしましょう。 - 「いざ」というときに防犯ブザーを使用しやすいように装着しましょう。
お子さんがランドセルに装着する場合は、側面ではいざという時に手が届きにくいことから、肩ベルトに装着しましょう。女性が携帯する場合は、カバンの外側に装着するか、夜間などは手に持って通行しましょう。 - お子さんがご使用になる場合には、保護者の方から使用方法について繰り返し指導してあげましょう。