一定の病気等にり患していますが、運転免許を取得（更新）することは可能ですか？

自動車の安全な運転に必要な「認知」、「予測」、「判断」、「操作」のいずれかに係る「能力」を欠くおそれがある方については、運転免許試験に合格しても一定の病気により免許証の交付を受けられない場合や更新後に一定の病気による行政処分を受ける場合があります。
公安委員会では、安全運転相談室等を設置し、身体障害者の方、一定の病気等にり患している方等が、免許の取得（更新）が可能かどうかについての相談を、所定の日時に受け付けています。
免許を取得等しようとお考えの方は、免許申請や指定自動車教習所へ入所等する前に、運転免許試験場学科適性試験係(TEL 078-912-1628)で運転適性相談を受けていただくことをお勧めします。

1. 主な相談内容
   1. 運動能力（四肢又は体幹の機能）、視力、視野、深視力、聴力、色彩識別
   2. 一定の病気等（発作等により意識障害又は運動障害をもたらす病気、自動車の安全な運転に影響を及ぼすおそれのある症状）に関する相談
2. 具体的な（審査）内容
   ◎身体の障害

   身体障害等に応じた

   1. 眼鏡等の使用
   2. 補聴器の使用
   3. オートマチック車の使用
   4. 手動式アクセル及びブレーキの使用

   等について個別に審査し、最も適した車種の限定や条件を付与します。
   ◎一定の病気等

   一定の病気等により、自動車等の運転に支障がある場合には、現在の病状に関して医師の診断により、免許の受験や今後の運転継続について判断します。
   安全運転相談後、後日、医師の診断書（公安委員会提出用）の提出が必要な場合があります。
   また、過去に一定の病気等を理由に運転免許の取消処分となった方が免許の受験をする際についても、事前に相談をしてください。
3. その他
   相談を受ける際、あらかじめ障害に関する診断書を取っていただく必要はありませんが、身体障害者手帳等をお持ちであれば、ご持参ください。

【問い合わせ先】