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Q.

覚醒剤を注射すると、どのような薬理作用がありますか。

A.

覚醒剤は、神経を興奮させる作用があり、注射などにより使用すると、疲れや眠気がとれたように感じます。しかし、実際に疲労がとれるわけではなく、眠れないなどのために薬が切れると、かえって猛烈な疲労感や脱力感に襲われます。この不快な気分から逃れるため、繰り返し使用することになります。
習慣性があるため、なかなかやめられず、また1回の使用量が次第に増えはじめ、薬物中毒になり、幻覚・幻聴、妄想等の症状が現れ、精神障害をきたします。