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感謝のこえ

県民の皆様から兵庫県警察に寄せられた感謝、応援のメッセージを紹介します。
伊丹署
忠実な職務執行と適切な市民応接に感謝します
昨年10月下旬、大きな荷物を持って途方に暮れた様子の高齢夫婦が、大阪国際空港内の伊丹署空港警備派出所を訪れました。岩野光宏警部補が事情を聞くと「昨日、親族の法事で大阪を訪れました。今日、伊丹空港から山形へ帰ろうとしましたが、搭乗するはずの便が欠航となった上、チケットが見つからず、初めての場所でどうすればいいのか困っています」と話しました。岩野警部補は自らの身の上話を交えながら夫婦の気持ちを和らげ、一緒に荷物を確認したところチケットを発見することができました。しかし、夫婦にとっては地理不案内な空港で、煩雑な航空便の再予約や搭乗手続きはままならないと判断し、岩野警部補は航空会社のカウンターまで付き添い、航空会社の職員に事情を説明したところ、夫婦は次の便に搭乗でき、無事に山形の自宅へ帰ることができました。
後日、この夫婦から「旅先で不安な中、忠実な職務執行と適切な市民応接に感謝します」との言葉が綴られた手紙が届きました。
灘署
本当に親切にしていただきました
昨年11月中旬、高齢女性から「事前警告機能付き自動録音装置を灘署から貸してもらい電話機に取り付けているが、電話が聞こえなくなった」と連絡がありました。藤井正孝警部補は貸し出した録音装置の故障と考え、女性の自宅に赴いたところ、録音装置ではなく電話機本体の不具合と判明しました。藤井警部補は電話機の不具合を解消しましたが、録音装置にさびがあったため、別のものを再度貸し出し電話機に取り付けました。
この翌日、女性から電話で「昨日藤井さんに家まで来ていただき、無事に聞こえるようになりました。高齢者の一人暮らしは何かと不安で、本当に親切にしていただき感謝しています」との言葉をいただきました。
尼崎北署
3つの技が身につきました
昨年11月、管内の公立高校の生徒から「女子生徒を対象とした護身術教室を開催してほしい」と依頼を受けました。この学校では、生徒が主体となって痴漢に対処するため護身術を学ぶ機会を設けようと計画していたところ、当署のホームページで、昨年4月に管内の女子大学で開催した「女性のための護身術教室」を見て依頼したということでした。
これを受け、当署生活安全係の係員2名が企画し、教養課の術科指導者2名を講師に、1年生から3年生の女子生徒約70人を対象とした護身術教室を開催しました。
後日生徒たちから「技の写真などを見ただけでは分からないことが多かったのですが、細かく指導していただいたおかげで3つの技が身につきました。イメージがわくようになり実践しやすくなりました」「参加者した多くの生徒からも感想をもらいました。警察の方にご指導いただけたことを心から感謝いたします」と綴られた手紙が届きました。

過 去 の 掲 載 分
南但馬署
手遅れになっていた可能性もありました
10月下旬の午前、地域第二係灘徹也巡査は、交差点の真ん中をパジャマ姿で歩く高齢男性を発見しました。灘巡査は、すぐさま男性を安全な場所へ誘導し話を聞きましたが、男性は耳が遠く、また急に怒り出すなど言動に一貫性が認められなかったことから、応援に駆け付けた西岡作太郎警部補と伊藤隼人巡査長と共に認知症の疑いがあると判断し保護を開始しました。
男性は一人暮らしであり、近隣への聞き込みなどから妹がいることが判明しました。男性の妹は「兄は耳は遠いが、認知症の症状は一切ない」と話しましたが、西岡警部補は万が一を考え、医療機関で受診を勧めました。
後日、男性の妹から電話で『お巡りさんの言葉に半信半疑でしたが、受診したところ、兄が脳腫瘍を患っていたことが判明しました。兄はお巡りさんにかなり暴言を吐いていたようで申し訳ありませんでした。あの時お巡りさんが兄に声を掛け保護してくれていなければ、手遅れになっていた可能性もありました。兄の命を救っていただきありがとうございました』と感謝の言葉をいただきました。

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担当:県民広報課警察相談係